弊社は、長く信頼関係を築いてきた中国ローカルメーカーA社があり社長と
も懇意で社長に直接プラスチック金型の見積りをお願いしています。
価格も安く、対応も非常に良いメーカーです。
特に注意している点は、意思疎通の行き違いを防ぐため、なるべく図示化して
顧客要求、仕様内容を伝えるようにしています。

もう一方で、別の中国メーカーB社は、価格は多少割高ですが、アフター
フォローがしっかりと対応できるメーカーです。日本語もある程度通じる
営業スタッフが窓口となっています。
A社は低価格、B社は精度、アフターフォローが求められる需要に対応して
います。
A,B社以外の金型メーカーも、ネット検索で取引したいとの、メールや問い
合わせが毎週のように来ます。
しかし、A社のように信頼関係がないと、安いからと言って新たなメーカーに
飛びつくことにはリスクが伴います。また、中国と気軽に行き来ができない
状況で、これから新たに信頼関係を築くのは、困難な状況ですので、時間を
かけて、リスク回避しながらの新規開拓となります。
このように、弊社のような中国協力メーカー頼りの引き合い対応には、長年
培った信頼関係が強みとなっています。

残念なことに、今の国内金型業界は価格競争に陥り、弱小金型メーカーは
次々と消えていってしまう運命にあります。円安で国内回帰と言っても
適正価格での取引が可能にならない限り、国内中小金型メーカーに活気が
戻ることはないと思います。
現状において、特殊な技術以外では中国の価格、パワーにおいて、今だ
日本メーカーは歯が立ちません。(金型に限りませんが)
弊社は今後もA社,B社を使い分けてニーズに対応していくつもりですので
よろしくお願い致します。
また、アルミ、SUS等、切削板金加工メーカーC社とも長い付き合いをして
いますので、このような案件があれば、ぜひご連絡ください。
価格、対応力において、日本メーカーを上回ると考えています。